トロフィー・徽章・バッジなどノベルティーアイテムに関する基礎知識
販売促進ツールとして無料で配布するのがノベルティー。このWebサイトは【トロフィー・徽章・バッジなどノベルティーアイテムに関する基礎知識】についてお話します。ノベルティーは企業や学校がピーアールしたり商品の宣伝を目的にしてロゴや商品名・キャッチコピーなどの文字を入れたりするケースが多いですね。
Index
はじめに
販売促進ツールとして無料で配布するのがノベルティー。このWebサイトは【トロフィー・徽章・バッジなどノベルティーアイテムに関する基礎知識】について解説してゆきます。ノベルティーは企業や学校がピーアールしたり商品の宣伝を目的にしてロゴや商品名・キャッチコピーなどの文字を入れたりするケースが多いですね。
ノベルティーを配布するシーンは、イベントブース・展示会・オープンキャンパス・ショールームなどが多いですね。中にはノベルティーグッズそのものに付加価値がある場合もあります。その場合は文字入れをしないで配布する場合もあります。無料配布するノベルティーをユーザーが手に取って、使ってもらうことで宣伝広告効果が期待できます。
ノベルティーを選ぶ際に注意したい3つのポイントとは?
ノベルティーを選ぶ場合に、どこから手をつけて良いのかわかりにくいですね。そんな場合は(1)予算から選ぶ(2)サイズや重さから選ぶ(3)配布するシーンから想定して選ぶ……こういったことに注意をすれば、どんなノベルティが良いのかが見えてきます。トロフィー・徽章・バッジなどが人気のあるノベルティーです。
(1)予算から選ぶ
1個あたりの価格の予算があるならば、その範囲で選べるノベルティー商品の種類は違ってきます。種類とか目的用途別でなくて、予算優先の場合は、価格から選んでいくといいでしょう。例えば、よくあるボールペンならば、1本あたり30円から300円程度になります。
黒色・青色のボールペンの単色のものならばやすいですね。赤とか青とかを入れた多色のものや、消せるボールペンで話題になっているフリクションは価格が高いです。ブランド名や企業名を入れる場合は、色数に応じて金額がかかります。
配布するターゲットによって1個あたりの価格を変える場合が多いですね。不特定多数の消費者に配布する場合は、1個あたりの価格を抑えるようにして、できる限り大勢の皆さまの手に渡るようにします。
逆に、ショールームに来店される顧客やお得意様になっている人達には、1個あたりの価格を高くしても、お喜びいただけるアイテムが選ばれます。
(2)サイズや重さから選ぶ
「店舗に来店される」「店内の行事がある」「イベントや展示会」などの場合を考えてみたら、ユーザーが持ち帰りやすいサイズとか重さが決まってきます。セールスツールとして活用するならば営業担当者が持ち歩けるサイズでなければ使い勝手が悪いです。自動車を使って配布するならば、重さや大きさを気にしないでも大丈夫です。しかし、店舗である程度ストックすることを考えましょう。在庫する保管場所も想定してノベルティーグッズを決めることも大切です。
(3)配布するシーンから想定して選ぶ
ノベルティーを選ぶ場合に、実際にお渡しするシーンをイメージする方法があります。どんなノベルティーならば喜んでいただけるかで選ぶといいでしょう。展示会・セミナー・オープンキャンパスでは、すぐにその場で利用できものがいいですね。例えば、「トートバッグ」とか「ボールペン」です。また、もらってうれしいものでは「スマートフォン関連のグッズ」とか「ふせんセット」などです。こういったものはもらっても使い道があるのでうれしいですね。珍しいノベルティーであれば、競合している他社との差別化をはかれます。
効果的なノベルティーとは、どういった特徴があるのでしょうか?
せっかくノベルティーを受け取ってもらったら、喜んでいただけかないと意味がありません。ターゲットを踏まえながら、いろんな要素を組み合わせることを考えましょう。要素とは具体的に「性別」「職業」「配布する時期」「配布する場所」「どういった機能性があるのか」「デザイン」など様々ですね。
例えば、ターゲットを「仕事をしている女性」として、配布する季節は「夏」で配布する場所が「オフィス街」としましょう。そうすると、暑い季節に通勤・オフィス内・営業活動中に使用できる女性に人気が高いカワイイ系のデザインのひんやりクールアイテムが候補に挙がってくるでしょう。ノベルティーを実際に使っていただいて、ブランド名や会社名を何度も目にすることでピーアル効果が高まります。
ノベルティーを利用する場合に知っておきたい法律知識
最低限度「景表法(景品表示法)」を知っておきましょう。正式名は「不当景品類及び不当表示防止」です。商品・サービスの内容・品質・価格などをいつわって表示することを規制する法律です。より良い商品やサービスを自主的・合理的に選べる環境を守ることを目的にしています。(1)一般懸賞(2)共同懸賞(3)総付景品(4)オープン懸賞などを理解しておけばいいでしょう。
(1)一般懸賞
商品やサービスを利用する消費者に対して、「くじ等の偶然性」「特定行為の優劣など」によって景品類を提供することを「懸賞」と呼びます。後でご紹介する共同懸賞以外のものはすべて「一般懸賞」となります。
- ・一般懸賞における景品類の限度額
- これは、懸賞による取引価格によって違います。
5000円未満の場合の景品類限度額は最高額で取引金額の20倍となっています。5000円以上の場合の景品類最高額は10万円です。いずれも総額に制限がありまして、懸賞に関わる売上予定総額の2パーセントです。 - 一般懸賞の具体例としては、抽選券とかジャンケンなどで提供する場合です。一部の商品にだけ景品類を添付していて外見でみてもその景品が判断できない場合も一般懸賞になります。パズルとかクイズなどの解答の正誤によって提供したり、競技や遊戯などの優劣によって提供したりするような場合もあります。
(2)共同懸賞
複数の事業者が参加して実施する懸賞は「共同懸賞」になります。共同懸賞の場合の塀品類の限度額は一般懸賞よりも高く設定されています。共同懸賞における景品類の限度額は最高額が取引金額に関係なく30万円になっています。総額は懸賞に係わる売上予想総額の3パーセントと制限されています。
共同懸賞の具体例としては、市区町村などの一定の地域の小売業者やサービス業者の相当多数が共同で実施する場合があります。お中元セールや歳末セールなど商店街やショッピングビルなどが実施する場合も共同懸賞です。「電気まつり」など一定の地域で同業社の相当多数が共同で実施する場合もあります。
(3)総付景品
一般消費者をターゲットにして「懸賞」によらず提供される景品類は「総付景品(そうずけけいひん)」とか「ベタ付け景品」などと呼ばれています。商品やサービスの利用者や来店者に対して、もれなく提供する金品などが、総付景品に該当します。商品やサービスの購入の申し込み順(先着順)とか来店の先着順によって提供される金品なども総付景品に該当します。
総付景品の限度額は取引価額によって違います。1000円未満の場合は景品類の最高額は200円となっており、1000円以上の場合は取引価額の10分の2と決められています。
(4)オープン懸賞
景品表示法では、商品やサービスを利用する人達や来店してくれる人達に金品などを提供する場合は、「取引に付随」して提供されるものと見なされます。景品規制の適用対象となるのです。
これに対して、Webサイト・雑誌・テレビ・新聞などで企画の内容を広く一般に告知して、商品やサービスの購入や来店することを条件にしないで、「Webサイト」「郵便ハガキ」「ファクシミリ」「電子メール」などで申し込むことができて、抽選で金品などが適用される企画の場合は景品規制が適用されません。
こういった企画のことを「オープン懸賞」といいます。オープン懸賞で提供できる金品などは、車などを利用する場合は高額になります。従来は1000万円以内とされていました。しかし、平成18年(2006年)に規制が撤廃されました。現在、提供できる金品などに具体的な上限額の決まりはなくなりました。
トロフィーの基礎知識
トロフィーの語源はギリシャ語の戦利品を意味します。戦争で勝利したときに、闘った相手から奪った盾などの武器を飾る習慣から由来されています。木などで作られた土台があって、名前が刻印されているプレートがあります。そして、メインは輝きのある装飾された本体ですね。毎年同じ物が使われる場合は、ペナントと呼ばれる布がついています。
最近はガラスをカットして装飾をガラスの中に入れたものが人気です。3Dプリンターを使ったものは、これまでの定番だったデザインや伝統にとらわれることがないデザインや材質が使えます。トロフィーを制作する場合はデザインから検討しましょう。そのイベントに最適なものが必要です。作られたトロフィーは表彰される人の名誉をたたえます。そして、制作した主催者の知名度や力をしめします。いろいろな人から見られる場所に長く展示されます。
リボン徽章の基礎知識
花の中心部(花芯)について
リボン徽章の中心部分を花芯と言います。リボン徽章では「におい」と言われる場合もありますが、実際に匂いがあるわけではありません。リボンバラにはペップを使用する場合もあります。
リボン徽章の色について
典型的な色はピンク色ですね。「時色」と表現されているサイトもあります。
タレについて
リボンバラの下に下がっている紅白のリボンがタレです。タレは名入れをするために中心が白いリボンになっています。両サイドは赤になっていますが、希望により別の色にすることもできます。白の部分に名入れをせず、そのまま使っても大丈夫です。
素材について
レーヨン素材のコハクリボンの場合が多いですね。中国で生産されていることが大部分ですが、日本国内で生産されている業者の場合は細幅の本物ものがあります。
耐水性
一般的にリボン徽章は耐水性がありませんから、水に濡れると形が変形してしまいます。色が滲んでしまって服に付いてしまうこともあるので注意しましょう。屋内での使用を前提としています。耐水性がないこととコハクリボンの風合いは色止めをすると悪くなるので高額になります。
オリジナル缶バッチをノベルティーとして利用する方法
缶バッジはカラフルですし、お洒落ですね。サイズも通常の丸型だけでなく、楕円形とか四角などさまざまなバリエーションがあります。裏面のタイプもバリエーションが多くなっています。
「フックピン」タイプは定番ですね。安全ピンに比べて引っ張る力に対して強いのが特徴です。耐久力があるノベリティーならばお薦めできます。
「安全ピン」タイプは、ピンの針先が隠れるタイプですから、小さいお子様でも安心して身につけることができます。
「マグネット」タイプは磁石を使っています。ホワイトボードや冷蔵庫に貼ってもらえます。
10個程度のロットから対応してくれる場合もありますが、できるだけ1000個単位にすると、1個あたりはとてもやすくなります。国産パーツを使っているところを選ぶと安心できますね。
まとめ
トロフィー・徽章・バッジなどノベルティーアイテムに関する基礎知識をご紹介しました。これでノベルティーの選び方や効果的なノベルティー・法律的な知識などをご理解いただけたでしょう。さらにノベルティーについての情報を随時別ページでご紹介しますので、合わせてチェックしてみてださい。ステキなノベルティーを作ってください。